福岡遠征
2002年 |
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本年の秋期遠征は、去る9月6日〜9日の4日間、福岡を訪ねました。 東京は既に寒かったのですが、今回は天候に恵まれ、さすが福岡と思える汗がにじむ程の暖かさでした。 初日は博多湾に浮かぶ能古島でキャンプ。 パノラマが広がる自然豊かな島で稽古していると、何とも言えない清々しさと開放感で、気が充実してくるそんな感覚がひろがってきます。 春期合宿でもそうですが自然に触れながら稽古することで、自然との一体、まさに合気の理にかなった状態が得られ易いのでしょう。 稽古のあとは自炊による夕食。 自然に囲まれ、稽古のあとで、更には福岡の山海物。おいしいのは言うまでもありません。 あらためて自然の恵みに感謝。 ただ、自然の恵みを受けているのは我々だけではなく、草木も虫もよく育っています。 巨大なクモ、東京暮らしの女性会員には、かなりびっくりだった模様です。 翌日は本土に戻り、祥平塾藤崎道場の方々との合同稽古。 普段は斎藤先生が指導されてありますが、この日は菅沼先生がお越しくださり、ご指導頂きました。 強く柔らかく流れる様な動きの稽古。 会員一同、最初から最後までを満喫しておりました。 菅沼先生には、遠征の計画当初からご理解とご尽力を賜り、誠にありがとうございました。 菅沼先生にご指摘頂いた「受け」と「結び」について、これからも意識しながら稽古させて戴きます。 その翌日は、祥平塾毎日文化センター&千代の方々と合同稽古。 私にとって合気道発祥の源である、ここ千代の方々と当会会員が一緒に稽古をするということは、夢の実現といった感があり、稽古中は始終、会員の事が気がかりでした。 もちろん予想通りに会員一同にとって充実した稽古であり、あらためて嬉しく思います。 西田先生をはじめ、毎日文化センター&千代の方々には大変お世話になりました。 殊に西田先生には出張先から直行頂き、しかもマラソン出場の前日に、内容の濃い稽古を組み立てて頂き、誠にありがとうございました。 そして最終日は太宰府周辺を散策。 都府楼跡は何もないただの原っぱ。でも何かを感じる楽しめる空間でした。 会員一同、ここで自然からの気をいっぱい吸い込むことができたようです。 能古島での稽古を通じ、祥平塾の方々との合同稽古を通じ、人々の温かさや自然の慈しみを感じられた今回の遠征は、大変実り多きものでした。 福岡は私が生まれ育った町ですが、きっと今回の遠征で、会員にとっても福岡は身近な町になったのではないでしょうか。 ご支援頂いた菅沼先生をはじめ、西田先生、祥平塾の皆様並びに、毎日文化センター&千代の皆様、 この場をお借りして、厚くお礼申し上げます。 西新宿合気会合気道部 初代代表 梅田泰成 |
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